和っけーき(丹波黒豆)
洋菓子であるパウンドケーキを丹波黒豆と黒糖で無理やり(?)和風にアレンジしたのが、この『和っけーき(丹波黒豆)』です。ほんのり褐色に色づいた生地には黒糖がたっぷりと練り込まれていますので、コクのある味わいです。黒豆と黒糖は非常に相性が良く、さらにはバターの風味と相まって個性的な和風ケーキに仕上がりました♪
パウンドケーキは英語でポンドケーキ(pound cake)と表現されますが、これは小麦粉・バター・卵・砂糖の4種類を1pound(1ポンド)ずつ使うことに由来しています。ちなみに1ポンドは約450cです。一方フランスではカトル・カールという名で親しまれていますね。カトル(4)カール(4分の1)で4分の4という意味で、やはり4種類の材料を同じ分量だけ使うことを表しています。つまり(トッピングを加えない限りは)基本的にはこの4種類の材料だけで十分で、添加物などは使わなくても作ることが出来るということです。洋菓子店で売られているパウンドケーキの多くは、添加物として膨張剤(ベーキングパウダー=BP)が加えられているようですが、当店の『和っけーき(丹波黒豆)』は基本通り完全無添加である点が特徴です。新鮮な卵とバターの素材の力でふくらませているからです。
元々パウンドケーキは販売用としてではなく、自家消費用やお世話になった方へのお礼用などとして、私の趣味で作っていたものでした。当然こだわった材料で手を抜かず作りますので、確かに美味しいケーキで評判も非常に良いものです。当店は和菓子屋ですが、少しは洋風な香りのするお菓子があっても良いだろうということで、ラインナップに加えることになりました。
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