和っけーき(お抹茶)
バターの風味が上品に香るパウンドケーキを、お抹茶と小豆で純和風バージョンに仕立てたのが、この『和っけーき(お抹茶)』です。ご覧のようにお抹茶の緑色がとても鮮やかで印象的です。そしてところどころに自家製の丹波大納言小豆の蜜煮を散りばめましたので、大変豪華な和風ケーキとなりました♪ なお、パウンドケーキについての説明は、丹波黒豆けーきのページをご参照下さい。
このお菓子の主役であるお抹茶は、愛知県西尾産の無添加のお抹茶を数種類ブレンドして使用しています。西尾市はお抹茶の生産量全国一位をほこっていますので、地元の特産品にこだわりました。
トップページにも書きましたように、当店はお茶席用和菓子を普段から数多く作っています。つまりお抹茶に合う上生菓子を日々研究し、いつもお抹茶を意識したお菓子作りをしているということです。田舎饅頭や大福、おはぎ・・・といったどこの和菓子屋さんにもあるような朝生(あさなま)菓子とは難易度も違いますし全く別の次元の和菓子と言えます。味の良さや季節感も当然求められますが、お抹茶との相性や茶道の作法に則った食べやすさも必要とされるお茶席用上生菓子を専門とし、お抹茶に精通しているという点でも、当店はお抹茶スイーツ作りには向いていると言えるでしょう。あの独特の苦みがあるお抹茶に慣れていないと本当に美味しいお抹茶スイーツは作ることはできないと思います。
そしてもう1つの主役は、丹波産大納言小豆の蜜煮です。言わずと知れた高級小豆で、お値段が非常にお高いのは当然ですが、味の方も折り紙付きです。丹波産といっても小豆の粒の大きさは大粒なものから小粒なものまで様々ですが、当店では大粒の小豆を使っています。やはり粒の大きさは味にも影響してくるようです。そして、こうしたこだわった素材を自店で丁寧に蜜漬けしています。この蜜漬けという作業は丹波黒豆でも同様ですが、非常に難しいものです。出来るだけふっくらと柔らかくしたいのですが、煮すぎると割れてしまうからです。一切添加物を入れずに砂糖だけを使って蜜漬けしようとしているので、見極めが難しく長年の経験だけが頼りです。
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