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            丹波黒豆わらび餅





“丹波黒豆”にとことんこだわって作ったわらび餅がこの『丹波黒豆わらび餅』です。いつもお世話になっている茶道の先生にも試作段階で食べていただいたのですが、普通の漉し餡を包んだわらび餅とは違った味わいに「黒豆の風味がよく感じられて、とても美味しい!!」と言っていただきました♪ その特徴は・・・

@丹波黒豆を丸ごと(皮ごと)使い煮汁も練り込んだ自家製黒豆餡
A非常に高価な国産の本蕨粉を加えることで独特な風味とコシが生まれ、さらに少しだけ薄めた黒豆の煮汁を練り込んで黒豆の香りがプンプンするわらび餅皮
B風味の良い丹波黒豆きな粉

丹波黒豆を使った本格的な和菓子はほとんど見かけませんが、これほど味が良くて体にやさしい食材を使わないのは、本当にもったいないです。もっと使えばいいのに・・・とさえ思います。和菓子の餡(あん)の主原料である“小豆”は世間一般では健康的なイメージがありますが、
黒豆には小豆をはるかに凌ぐ健康効果があります。特に黒豆を煮る時に採れる煮汁は高血圧の改善に非常に効果があるといわれています。煮汁に溶け出した成分が「血液をサラサラにする」ため、血液の流れが良くなって血圧が下がるようです。他にも様々な優れた健康効果が報告されている黒豆黒豆の煮汁をフルに活用して作った『丹波黒豆わらび餅』は、たけおか家でしか買えない“究極のわらび餅”です。



左上の写真は煮汁もたっぷり入った自家製丹波黒豆餡です。このわらび餅用にとても柔らかく調製しました。流れ出す程ではありませんが、ヘラですくい取ると下に垂れて落ちるようなトロ〜ンとした柔らかさです。丹波黒豆羊羹のページでも触れましたが、この黒豆餡は非常になめらかでわらび餅のとろけるような皮によくからみつき、口の中で溶けてゆくような食感です♪

ところで、この黒豆餡は「粒餡か漉し餡かどちらですか?」とお客さんに聞かれ、返答に困ったことがありました。
“漉し餡のような粒餡”という表現が最も適切でしょうか。漉し餡の場合は皮を取り除くのに対して粒餡は皮ごと餡になりますので、当店の黒豆餡は粒餡となります。しかも漉し餡のなめらかさを兼ね備えた粒餡ですので、双方の“いいとこ取り”ですね。体にやさしい成分は、黒豆の黒い皮煮汁に非常に多く含まれていることから、皮ごと使った黒豆餡は、まさに食べる人の立場に立った理想的な餡といえます。皮も餡も非常に柔らかく、きな粉がふりかかっているので少し食べにくいかもしれませんが、一度食べれば病みつきになるかもしれませんね。



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